少し期間が開いてしまいましたが、
今回は超便利な「スクリプト」をご紹介します。(手前味噌(‘ω’))
前回、ダウンライトの「天井の穴開け」と「器具の配置」を行いましたが、
その際にダウンライトの「穴開けの位置」と「器具の配置元」となる
「ソースポリゴン」を正方形で作成しました。
この「ソースポリゴン」を利用することでダウンライトの位置に、
超簡単に「測光ライト(Photometric Light)」を配置できる
「スクリプト」をご紹介します。
前回作成したシーンをもとに、解説をします。
参考シーンは前回の記事の一番下からダウンロードできます。
mihi こんにちは、mihiです。 前回に続き今回は、照明器具との効率的な組み合わせ方法を、 ご紹介します。 「リプリケータ」を活用することで、 効率的に天井の穴開けと照明器具配置を同時に行う方法を解説します。 […]
1.ソースポリゴンを選択する。
「ダウンライトの器具」と「穴開け用ポリゴン」を配置するためのソースとなる
「DL_SOURCE」レイヤーを選択して、ライトを配置したいポリゴンを選択します。
2.スクリプトを実行する
スクリプトをを実行すると、パネルが開きます。
- 「Photometric Light」を選択
- ライトの名前を「Down_Light」に指定する(何でもいいです)
- 「OK」を押下する
「Number of Lights」には、作成されるライトの数が表示されています。
ポリゴンを12枚選択しているので、12個のライトが作成されます。
「OK」を押下すると、指定したライト名でライトが作成されます。
ライトはフォルダにまとめられて、2個目以降はインスタンスで作成されます。
あとは、IESファイルをインスタンスのソースのライトに指定してあげればOKです!
様々な照明器具のメーカーサイトから「IESファイル」をダウンロードして使用することができます。
国内では、遠藤照明・パナソニック・オーデリック・マックスレイといった、
大手メーカーが実際の商品の「IESファイル」を配布しています。
もっと詳しくはこちらで解説されています。
実際の照明器具のデータではなさそうですが、
照明の演出効果の高い「IESプロファイル」をダウンロードすることも可能です。
スクリプトの他の機能・詳しい使い方については以下の動画をご参考ください。
選択した長方形ポリゴンの位置・角度・大きさで「Area Light」を作成したり、
選択したエッジに「Cylinder Light」を作成したりもできます。